全亭協・・・「非勝(ひかつ)三原則」
夕刊を見ていると面白い記事にであったので紹介します。(朝日新聞 09/3/11「窓」欄より)
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福岡市の全国亭主関白協会(全亭協)が設立10周年を迎える。ここでいう「関白」は、家庭内の天皇である妻を補佐する地位をさす。「いかにうまく妻の尻に敷かれるか」を日々研究している。
作家でタウン誌プロデューサーの天野周一会長(56)は「風呂、めし、寝る」の3語に象徴される典型的な旧来型の亭主関白だった。99年に友人、知人4人が立て続けに妻に三行半(みくだりはん)をたたきつけられた。その話を何げなく妻にすると、「次はあなたの番よ」と矢が飛んできた。
それを機に、旧来型から決別した。しゃれ半分で始めた全亭協の会員は当初11人、団塊の世代が定年を迎え、熟年離婚が社会問題化したのを契機に急増した。いまや40、50代を中心に17カ国の約7千人に膨らんだ。昨年暮れには「世界亭主サミット」が東京で開かれた。
全亭協が提唱する夫婦円満の極意の一つは「愛の三原則」。ありがとうをためらわずに言おう。ごめんなさいを恐れずに言おう。愛してるを照れずに言おう。「実行すれば、晩酌の発泡酒が普通のビール変わるなど次々に奇跡が起きる」と天野会長は笑顔で語る。
もう一つの極意が「非勝(ひかつ)三原則」。夫婦喧嘩の際に「勝たない、勝てない、勝ちたくない」。妻は絶対に謝らないもので、反論すれば昔のことを蒸し返される。亭主が負けるのが鉄則だそうだ。
封建的な体質で知られた九州男児にしてこれである。世の旧亭主関白も観念する潮時なのだろうか。
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確かに、ケンカをするたびわが領土は削り取られ、失地回復は夢のまた夢。捲土重来を期しては、一敗地にまみれ、いまや軍門に下り「命乞い」状態。
早々に宗旨替えをはかる季(とき)かもしれませんなあ。
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